晩春の花特集 ツツジと牡丹 -根津神社・上野東照宮ぼたん苑-

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都内でもいろんなところで咲いているツツジ。中でも代表的なツツジの名所と言えば【根津神社】を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

実はその近く、【上野東照宮ぼたん苑】では春ぼたんが楽しめるんです。

晩春の花を求めてぐるりとおさんぽ❁

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根津神社

約7,000坪の広大な敷地を持つ根津神社は、日本武尊(やまとたけるのみこと)創建伝承の残る古社。
江戸の神社建築としては最大規模という社殿などは総漆塗り権現造で、国の重要文化財に指定されている。
江戸時代からツツジの名所としても有名で、ツツジの見頃となる4月中旬〜5月上旬にはつつじ祭りが開催される。

東京十社めぐりの一社。

文京区 根津1丁目 28番9号
 
 

表参道側の鳥居。明るく開放的で大きな朱塗りの鳥居が目を引く。

参道を進むと、境内を一望できる。
向かって左側にツツジと乙女稲荷。
正面に神橋と楼門、奥に唐門・拝殿が見える。

 

楼門。(2階建てで一重目には縁のみ、最上重に屋根を持つもの)
社殿以上に豪華なものも珍しくなく、境内の入り口に位置することから、神社の顔として機能することも多い。

鳥居やしめ縄と同様、清浄な領域の境となる結界の役割を果たす。

東京で江戸時代の楼門が残っているのは、根津神社だけだそう。

唐門から拝殿へ。
豪華さと力強さを感じる造り。

 

 

4月中旬頃〜つつじ祭りが開催される。

 

ツツジの海と千本鳥居が美しい。

 

タイミングが合えば、あやめも同時に見られる。

 

 

 

 

北参道側の鳥居。
こちらも立派です。

 
 
 

乙女稲荷神社

根津神社の敷地内にある鮮やかな千本鳥居が印象的な神社。
恋愛運の神様として女性に人気が高く、恋のパワースポットとしても知られている。

文京区 根津1丁目 28-9
 
 

ツツジと楼門の間、ひときわ目を引く朱塗りの鳥居。
願い事が叶った証なのだそう。

 

こちらが乙女稲荷社。
柔らかく女性的な印象。

 

乙女稲荷神社の奥に、駒込稲荷神社がある。

こちらは藩の守り神として祀られたもの。

 

 
 
 

根津釜竹

石蔵を改修した行列のでうどん屋さん。
明治43年に建てられたレンガ造りの石蔵を、建築家の隈研吾氏の設計により移築・改修された。東京都の選定歴史的建造物に選定されている。
和モダンな店内では庭園を望みながら、麺類を中心とした食事や厳選した日本酒などの飲み物や季節の一品料理を楽しめる。

文京区 根津2丁目 14-18
 
 

住宅街の一角、レンガ造の石蔵と竹垣に囲まれた雰囲気のあるお店。
平日でも行列の出来る有名店。

店内では庭園を眺め四季を感じながら食事出来る席もある。

 

蔵の中も改装されてテーブル席が設けられているそう。

うどんは釜揚げと、ざるのみ。
今回は釜揚げと、銀むつ西京焼きを注文。

 

しっかりした太さのあるうどんは食べ応え抜群。
うどんの食べ方として、まず出汁でいただいた後に薬味を足していくのがおすすめ、と書かれている。
薬味がこんなにたくさん出されるのも贅沢。

蛸と帆立のマリネ

お隣の席でご一緒になった心優しい常連さんが声をかけて下さって、なんとご自分の注文したものを撮らせていただきましたm(_ _)m💦

 

(私の分だよ、と取り分けて下さった😭)

鴨ロース

鴨がしっとりと柔らかく、手が込んでいるのがよく分かる。添えられている長ねぎとエリンギも美味しい。お好みで柚子胡椒を付けて。

 
 
 

上野東照宮ぼたん苑

上野東照宮の参道内にあるぼたん苑。春と冬にぼたん祭が行われる。
春の見頃は4月中旬〜5月上旬。

台東区 上野公園 9-88
 
 

ぼたん苑入口。
和傘で日除けされた控えめな牡丹が出迎えてくれる。

 

幾重にも折り重なって咲き誇り、一輪でも存在感がある。

(小さい頃、紙でこういうお花作ったなぁ、、なんて思い出しました。)

 

所々に置かれている苔玉や小さな鉢植えも愛らしい。

 

 

黄色い牡丹。珍しい。

 

こちらはこれから開こうとしている芍薬。
どちらもボタン科ボタン属で花もよく似てるけど、実は別のお花。
見分け方としては、
葉がギザギザしてるのが牡丹。
葉が丸いのが芍薬。
牡丹が先に咲く。

顔を近づけると、とても良い香り。
近くに人が居なければ、マスクを外して香ってみて。

 

 

 

 
 
 

上野東照宮

徳川家康を祀るため1627年に創建された神社。現存する社殿は1651年造営で、重要文化財。
強運、出世、勝利、健康長寿にご利益があると信仰されている。
金箔殿と呼ばれる社殿にはふんだんに金箔が使われており、とても豪華。
唐門や透塀も負けず劣らず美しい造りになっており、その彫刻は見応えも抜群。

台東区 上野公園 9
 
 

ぼたん祭りの時期に合わせて、御朱印にも牡丹が押印される。

 

唐門。
日光東照宮の眠り猫を彫ったことで有名な左甚五郎によって昇り龍・降り龍の彫刻が施されている。
※「偉大な人ほど頭を垂れる」ということから、頭を下に向けている方が昇り龍。

菱格子の向こう側が透けて見える。現代のフェンスのような造の塀。

上段には山野の動植物、下段には魚をはじめとする海や川の生き物が彫刻されている。

 

各大名から寄進された銅灯籠。
48基の銅灯籠が設置されており、どれもが全国の諸大名から奉納されたもの。
一基ずつ異なる装飾が施されているので、その違いを見比べるのも面白い。

栄誉権現社は「御狸様(おたぬきさま)」とも呼ばれる神社で、社殿わきに祀られている。

狸は「他(た)ぬき」、他を抜くという解釈から、強運開祖・受験・就職・必勝のご利益があるとされ、受験生に人気。

 

 
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