鎌倉へ来たら明月院ブルーを見なきゃ!💠梅雨さんぽ☔️北鎌倉編

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JR北鎌倉駅の周辺は由緒ある古刹が多いエリア。鎌倉まで赴いたなら、ぜひ寺院巡りをおすすめしたいエリアです。
今回おさんぽするのは、明月院。駅から徒歩10分、見通しの良い駅前とは雰囲気がガラリと変わり、緑深い森の中にある通称”アジサイ寺”。そして線路を挟んで向かいは、苔生す参道が美しい浄智寺です。
ジメジメした日本の梅雨も必ず好きになれるはず!🐸

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明月院

JR北鎌倉駅から徒歩10分ほど、アクセスの良さも手伝い、とても人気のスポットです。
梅雨の紫陽花の他、秋の紅葉や冬の蝋梅、春には梅や桜も咲き乱れます。

鎌倉市 山ノ内 189
 
 

境内に足を踏み入れると、なだらかな山肌にあじさいの株が所狭しと植えられているのが分かります。迷路のように路地と、人の背丈よりも大きなあじさいに今にも溶け込んでしまいそうです。

:明月院やぐら:

“やぐら”とは、鎌倉時代に見られる、山を横穴式に掘って作られた納骨や供養のための窟です。平地が少ない鎌倉で多くみられますが、明月院のやぐらは最大規模のもの。
釈迦如来さま、多宝如来さまが岩に浮き彫りされ、周りには十六羅漢が。今でも鮮明にそのお姿が見てとれます。

 

境内に植えられたおよそ2500株の紫陽花は、ほとんどが姫アジサイ。戦後、日本中が資材不足だった折に、杭の代わりに紫陽花を植えたそう。
咲き始めの淡い水色が、梅雨が深まるにつれて深い青色に変化し、その独特の青を”明月院ブルー”と呼びます。

 

:開山堂:

開山堂前の、花想い地蔵さま。
季節によって様々なお花を愛でています。もちろん梅雨の季節は紫陽花を。

 

 

:本堂:

本堂内の満月の形をした”悟りの窓”は、明月院の代名詞。本堂裏手の庭園を、絵画のように切り取ります。
庭園は花菖蒲と紅葉の見頃に公開されます。

お地蔵さまたちの前掛けも、明光院ブルー💙

 

:鎌倉石の参道:

山門へと登る参道は明月院の中でも1番の紫陽花の名所で、鎌倉石が敷かれた階段と、両側の紫陽花は、息を飲む光景です。

 

境内の茶屋で美味しいお茶をいただくこともできます🍵
梅雨の季節には大変混雑しますが、早朝と夕方がおすすめですよ♪

 
 
 

浄智寺

明月院から線路を挟んで反対側、北鎌倉の古刹、浄智寺です。

鎌倉市 山ノ内 1402
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  • ‭+81 467 22 3943‬
 
 

浄智寺の象徴である、石段の参道。苔生した石と、豊かな緑が参拝者を迎えます。

:山門:

石段の参道の先には、山門が建ちます。扁額の”寶所在近”(ほうしょざいきん)は、立派な僧になるための心構えです。

 

:鐘楼門:

鎌倉ではなかなか見ることのできない、お堂を兼ねた二階建ての建築です。2階は鐘つき堂で、内部に梵鐘が吊られています。

:曇華殿(どんげでん):

浄智寺の本堂にあたります。神奈川県の重要文化財に指定された三尊像が御本尊です。

 

こちらは、鎌倉市の天然記念物に指定されたコウヤマキ。

 

コウヤマキの大木の隣には、子安観音さまが佇みます。

竹林を囲む山にはやぐらが多く掘られ、静粛な雰囲気が漂います。

 

 

:布袋尊:

境内の奥、窟の中でにっこりと微笑んでいらっしゃるのは布袋さま。鎌倉江の島七福神の一つです。

こちらを指差して話しかけているような表情。
以前は触ることができたそうで、多くの参拝者に撫でられ続けたお腹がツルツルに、黒く変色しています。
福徳円満のご利益を頂けます。

 

布袋尊から道なりに入り口へ戻ると、浄智寺らしい紫陽花フォトが撮影できるスポットがありますので、お見逃しなく。

 
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