東京ミッドタウンの正面にあたるプラザで多くの人々を迎える彫刻「妙夢」。この他にも敷地内の様々な場所にアートワークがあり、素材やテーマも多種多様。アートと建築が一体化した街を体現しています。
ウェストエリアの吹き抜けを照らす照明も、実は創作和紙を使用したアートワーク。下から「社」「木」「太陽」をモチーフにしているそう。アートワークは不定期に追加設置され、アートとともに街が成長し続けます。
ウェストエリアの一階、アマチュアからプロまで多くの写真展を開催するギャラリーです。SNSで見る写真とは違い、現像された大きな写真は迫力があり、近付いてみたり、遠目でみたり、表情の変わる写真の世界に引き込まれるでしょう。カメラ好きなら必ず立ち寄りたいスポットです。
FUJI FILM SQUAREの奥、日本を代表する精密化学メーカー、富士フイルムの秘蔵アンティークカメラコレクションを展示するギャラリーです。「魂が吸い込まれる」と疑われたカメラ登場時代の希少品から、手軽さから人気が爆発した「写ルンです」、データ保存が可能になったデジタルカメラ、カメラの歴史約170年を集約しています。
ミッドタウン・タワーの五階、デザインの「プロモーション」「職能」「研究教育」を担う拠点として誕生し、グッドデザイン賞を運営する日本デザイン振興会や、武蔵野美術大学などの団体で運営されています。展示のみならず、講座やワークショップなど、デザインを通して視野を広げることが望めるスポットです。
防衛庁の跡地に残された約140本もの木々を移植し、日本庭園の概念を取り入れた東京ミッドタウンの庭。湧き水があり、木々が生い茂り、芝生が青々と美しい、表情豊かな日本の庭が表現されています。彩りの良い季節の花々も植栽され、地域住民やオフィスで働く方々の憩いの場となっています。
三宅一生をはじめとするデザインの未来を憂うクリエーター達が企画展示するミュージアム。「消費されるデザイン」を脱し、もう一度「作ることの大事さを考える」機会を提供します。地下に広々とした展示室を備えた、直線が印象的な建物は、表参道ヒルズを手がけた安藤忠雄氏です。
鮮やかな一枚の鉄板を、”21_21”と金型で浮き彫りにしたミュージアムのロゴは、平面で作られるロゴに対して「プロダクトロゴ」と呼び話題に。一階のショップではユニークなグッズが並び、デザインを愛でる楽しさを感じさせてくれます。
1.4ヘクタールもの広大な敷地を持つ、東京ミッドタウンに隣接した区立公園。かつてはここに、毛利家・下屋敷の庭園「清水園」があり、大名屋敷の中でも名園の一つとして知られていました。檜(ヒノキ)が多く茂っていたことが地名の由来です。
公園のおよそ半分を占めるのが、池を囲むように造られた日本庭園。小川のせせらぎや、石橋、中の島、そして季節を彩る様々な木花が植栽されています。池の周囲に点在するベンチには、ミッドタウンでToGoしたランチボックスを頬張る、贅沢な時間を過ごす方々も🍲
公園の東北側(檜坂側)の栗の木造りの東屋には、陽射しをしのげる場所に長いベンチが設けられ、景色を眺めながら穏やかなひと時を過ごすことができる超穴場です。