🗼東京タワーと桜🌸お花見ChillOut 2020

  • 1.5 km
  • 19 min
  • 62 kcal
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港区芝公園の東京タワー。六本木や汐留にいると、ついつい空を見上げて探してしまいます。着工は1957年、電波塔としての役目を担いながら、しなやかに美しく天へと曲線を伸ばす赤いフォルムが、多くの人々に愛されてきました。東京スカイツリーに1位の座を譲るも、333mもの高さは未だ日本第2位の建造物で、人気も衰えません。東京タワーと桜のコラボレーションを楽しむおさんぽをご紹介します!👟

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China Town Chill Out!

 
 

浜離宮恩賜庭園

浜松町駅や汐留駅から徒歩圏内の庭園。かつては徳川家の庭園でしたが、明治時代には皇室の離宮である「浜離宮」となり、昭和初期に文化財庭園として一般公開されました。
国の特別史跡・名勝に指定されているほか、日本の歴史公園100選に選定される由緒あるスポットです。

中央区 浜離宮庭園
 
 

駅から近い中の御門から入園するとすぐ、右手にソメイヨシノが並びます。目線ほど低く揃えられた枝には大振りの花がつき、間近で楽しむことができます。

広い園内は幾つもの花園があり、様々な花が季節ごとに咲きほころびます。写真は綿毛の形をした黄色い花が可憐なサンシュユ。和式庭園を持つ花園でよく見かける春の花です🌼

 

花園の他、海水を引き入れた池や、鴨場(鴨を捕獲するための仕掛けを備えた池)、茶屋など、隈なく庭園内をさんぽしようと思うと半日はかかりそうなほど見所がたくさんあります。

北のお花畑エリアでは、ちょうど菜の花が満開!足元に広がる黄色い絨毯が、都会の中にぽっかり空いた青空に映えます。地面を見渡す花見も良いものです🏵

 

ちょうど西の方角には、高層ビルの合間に小さな東京タワーを見つけることができました👀ぜひ探してみてください♪

:鷹の御茶屋:

将軍が鷹狩(野生の鴨を鷹で捕まえる狩猟)の際に、装束のまま出入り可能なように造られた休憩所。鷹を休ませる鷹専用の小部屋もあります。
11代将軍家斉は160回ほど、12代将軍家慶は50回ほど(多い!)、浜離宮で鷹狩を楽しんだという記録もあるそう。

 

潮入りの池に建つ、中島の御茶屋。長めの良かった昔は、遠くに房総半島を望むことができたそう。
茶屋ではお抹茶をいただくことができます。

園内と、汐留の高層ビル群を見渡すことができる、園の南端に位置する富士見山。造園当時は、その名の通り富士山を遠くに捉えることができたのでしょう。

 

:三百年の末:

六代将軍徳川家宣が庭園の大改修をした際に植えられたクロマツ。大手門からすぐの場所に生えています。
一本の松の大木で、地上スレスレを飛ぶ竜のような迫力があります。

浜離宮の海側には、水上バスの発着所もあります。浅草方面、お台場方面へクルーザーで移動するのも、レジャーとしておすすめです。

 
 
 

御成門駅

浜離宮庭園を中の御門から出れば、芝公園まで2kmほど。途中の御成門駅では、迫力ある東京タワーがお目見えです。駅すぐのこども平和公園にも桜が咲いているので、休憩に少し立ち寄っても👌

港区 芝公園
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増上寺

御成門駅から日比谷通りを南下すると、増上寺を中心とした芝公園にたどり着きます。急に木々が深くなればいよいよ増上寺です。室町時代に始まり、江戸時代に徳川家の菩提寺として栄華の極みに達しましたが、2度の空襲で大部分の堂宇を焼失し、現在までに少しずつ再建されています。

港区 芝公園4丁目 7-35
 
 

境内はとても広く(つまり芝公園もとてつもない敷地です)、至る所に桜が咲き誇ります。増上寺の表門”三解脱門”(重要文化財)の両脇には見事な花道が🌸

東日本で最大級の鐘を収める鐘楼堂。江戸三大名鐘の一つです。床上げされた鐘楼堂にも引けを取らない大きさの桜の大木に圧倒されます。

 

 

大殿の北、安国殿は、増上寺の中でも1番の桜の撮影スポットで、枝垂れ桜越しの東京タワーを一目見ようと多くの人が集います。徳川家康の肖像画や、徳川家歴代の御位牌などが祀られ、さらに安国殿の奥には徳川家墓所があります。

 
 
 

芝公園

最後は芝公園の桜スポットです。芝公園の南エリア(芝生広場など)には100本以上もの桜が咲き乱れ、都内でも指折りのお花見スポットとされていますが、東京タワーを少しでも多く捉えながら桜を撮影できるのは、増上寺とプリンスホテルの間を通るなだらかな坂道です。

港区 芝公園4丁目 10番17号
 
 

東京タワーの裾の広がりがバッチリ写ります✌️背丈の大きな桜並木も見事です🗼

 
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