羽田空港の地に鎮座した頃から、境内の周囲は飲食店や宿が集まり、参拝のために京急線が敷かれたと伝えられるほど。
羽田七福いなりめぐり（1/1~5日開催）の一社として、正月の初詣も人気です。

拝殿の右手には、奥宮へと続く鳥居が並びます。

そして鳥居の奥にそびえるのが、稲荷山。上社が鎮座します。まず奥宮を参拝してから、上社を目指しましょう。

奥宮では、招福砂を授与していただけます。いただいた砂を家庭で撒くと、家内安全、商売繁盛のご利益があるそう。

稲荷山へは階段で頂上まで登ることができます。山の中腹にも摂末社が。手前は羽田の地にぴったりの”航空稲荷”です。

稲荷山からは、拝殿や本殿を後方上空から見ることができます。珍しい眺めです。

稲荷山の頂上、上宮に到着しました。
奥には御嶽神社が鎮座します。御百度参りに挑戦できるので、特別な祈願にいかがでしょうか？

稲荷山を下山し、本殿の裏手にある福徳稲荷。

同じく本殿裏手の狐塚。

境内の至る所に奉納された狛狐がいらっしゃるので、お稲荷さまファンにも嬉しい神社です。

第二次世界大戦の敗戦後、連合国軍による「羽田陸軍航空隊基地」を建設するにあたり、正にこの場を追われたかつての住民たち。穴森稲荷も現在の地に移されました。穴守稲荷の大鳥居だけは、故郷を思う住民の強い希望で、敷地内に残されたと伝えられます。

鳥居の向こうには羽田空港が見えます。飛行機も遠目に捉えることができます✈️

鴎稲荷は”羽田道”にあり、江戸時代には羽田の漁港でとれた魚を江戸へ運ぶ主要道路でした。

19世紀、天然痘が蔓延し、徳川家定が祈願したところ治癒したという言い伝えから、病気平癒のご神徳も。また御祭神は夫婦神、須佐之男命（すさのおのみこと）と稲田姫命（いなだひめのみこと）であることから、縁結びのご利益もいただけます。

手水舎には、道真公をお祀りしていないにもかかわらず牛の像。羽田神社は須佐之男命（すさのおのみこと）と同一視されるインドの神様・牛頭天王（ごずてんのう）をお祀りしたのが始まりとされているため、”牛”の字から牛を設置しているそう。

御朱印には飛び立つ飛行機のモチーフが。飛行機のしおりもいただきました🛫

摂末社の一つ、羽田稲荷神社。伏見稲荷神社の分霊をお祭りしています。

：夫婦擬宝珠（めおとぎぼし）：

参道の擬宝珠灯籠が、東日本大震災により倒壊しました。左右の擬宝珠が参道の中央に寄り添うように落下したのを縁起とし、御祭神の須佐之男命夫妻にあやかり、”夫婦”として祀られるようになりました。夫婦円満を願いながら柄杓で擬宝珠に水をかけましょう。

：羽田富士塚：

富士山を望む各地に見られる富士塚が羽田神社にもあります。大田区では唯一の富士塚で、”羽田富士”と呼ばれます。

実際の富士山と同様、登山道があり、頂上には浅間神社がお祀りされています。

浅間神社の御祭神は木花咲邪姫命（このはなさくやひめのみこと）。子宝や安産のご利益を授けていただけます。

拝殿の左奥には、境内社の東官守稲荷神社が鎮座します。羽田七福いなりめぐりの一社です。

明太子がたっぷり2種類と、生卵と副菜がいただけるランチメニューをいただきます🙏ご飯は大盛りも選べます。コクある辛味の明太子で、ご飯がすすみそう！

明太子はたくさんの種類から日替わりで、今回は「七味あごだし」と「いか塩辛」。ビンの中にもおかわり明太入り！

最強タッグ、卵かけご飯＆明太子。

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