日枝神社
御祭神・大山咋神(おほやまくひのかみ)、別名「山王」をお祀りする日枝(ひえ)神社。
本殿は国の重要文化財に指定されています。
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- +81 3 3581 2471
現代的に言えば「肉食系男子」であった山王様は、積極的アプローチの末、幸せな家庭を築いたとのことで、縁結びのご神徳があるとされています。山王様以外にも、境内、末社の至る所で様々なお力を頂けるスポットが満載の日枝神社。早速この急勾配の参道を登りましょう!
:山王鳥居:
日枝神社には北を除く三箇所に鳥居がありますが、溜池山王駅や国会議事堂前駅最寄り、東側の鳥居が正門です。「山王さん」の愛称にふさわしく、山を形どった鳥居が特徴的です。
:表参道(男坂):
急な傾斜の階段は男坂と呼ばれ、日枝神社の表参道にあたります。歩きにくい靴の方や体力に自信のない方は、南側の裏参道からエスカレーターで登ると良いでしょう👌
:神門:
日枝神社の正門にあたります。外側には随神像が奉安されています。
神門の内側には、夫婦一対の神猿像が奉安されています。日枝神社は古くから「山王さん」と呼ばれ親しまれてきた神社。また御神祭の大山咋神は「山の神」として知られ、山の守り神と敬われている猿を狛猿として祀るようになったと言われています。
左側は小猿を大切そうに抱っこした母猿です。
社殿の両サイドにも神猿像が。「さる」という音は、「勝る(まさる)」「魔が去る(まがさる)」と韻を踏み、勝運の神、魔除けの神とされています。
反対側はメスのお猿さま。神門の神猿像と同様、子猿を抱っこしています。子宝や安産のご利益があるとされています。
:山王鳥居(南側):
外堀通りに面した鳥居の背後には、まるで天国へ続くかのように伸びる階段。(脇にはエスカレーターがあるので、無理せず利用しましょう👌)
こちらの参道は「山王橋参道」と呼ばれ、日枝神社の建つ山の麓をぐるっと囲む道を上空から渡る架け橋でもあります。
:山王鳥居(西):
赤坂見附から参ると、西側の鳥居に出逢います。東、南、西、全ての鳥居が山型であることがわかります。
西側の鳥居にだけ、狛犬が鎮座しています。(末社の境内にはありますが。)かなり大きく高台にあるので、下から遠目に見上げることしかできませんが、猛々しく逞しい雰囲気です。
:西参道:
西側の鳥居をくぐり右へ進むと、西参道に突き当たります。西参道を登ると、山王橋参道と同じく、境内の南側へ出ます。
日枝神社の末社へは日枝神社境内からもアクセス可能ですが、西の山王鳥居から向かえば連なる鳥居をくぐることができるので、フォトスポットとしてもおすすめです。
すれ違うのが困難なほど狭い階段道に敷き詰められた鳥居で、まるでトンネルのようにひんやり暗い参道ですが、隙間から差し込む木漏れ日が美しいスポットです。
都心のパワースポットとして、外国人観光客も多く訪れ、神秘的な雰囲気に魅力されています✨
左側には山王稲荷神社、右側には猿田彦神社・八坂神社が並びます。猿田彦神社は「みちひらきの大神」と呼ばれる猿田彦(さるたひこ)大神をお祀りしていて、仕事運や開運のパワースポットとして人気です。
弁慶橋
かつて神田に流れていた藍染川に架かる「弁慶橋」の廃材を、江戸城外堀に橋を建築するのに利用し、名前もそのまま、赤坂の地に蘇ったのは明治時代のこと。橋の名前に因んで、外堀も「弁慶堀」と呼ばれるようになったそう。木製の欄干や古風な擬宝珠(ぎぼし)は、密かに外国人観光客に人気のスポットです。日枝神社から赤坂見附へ向かう途中、東京ガーデンテラス紀尾井の手前にあります。
千代田区 紀尾井町1- 0
釣りやボートを楽しむことができる、穴場のエンターテイメント施設でもあります。小舟に揺られながら木陰で読書を楽しむ人も。橋の反対(南)側は、春には桜が咲き乱れるお花見スポットです。