🦌必見❗️奈良といえば大仏❗️東大寺のみどころはここ❗️

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修学旅行の定番、奈良といえば東大寺!8世紀の奈良時代、聖武天皇の発願で建造されたことは教科書にも載るほど日本史の定番です。世界遺産への登録も後押しし、不動の人気観光地となりました。大仏殿と鐘楼をめぐっても1時間前後なので、必ず立ち寄りたいスポットです。
現物を目にすれば、聖武天皇の大仏殿へ込めた想いや、当時の人々がどんな苦労をして建立に奉公したのか、思いを巡らすことができるはず🤔
寺院では珍しく金堂内での撮影が可能なので、ぜひ写真に収めましょう!📷

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東大寺

奈良公園の北エリアは東大寺の境内です。”大仏”と言えば「奈良の東大寺」を思い浮かべるように、奈良のランドマークとして広く認知されています。1998年に「古都奈良の文化財」の一部として世界文化遺産に登録されました。

奈良市 雑司町 406-1
 
 

 

:鏡池と厳島神社:

参道を進み、中門の手前で大きな池に出遭います。池の中に手鏡のような形の島が浮かぶことから「鏡池」と名付けられ、その島には厳島神社が鎮座しています。東大寺のように有名ではありませんが、奈良の人々には「鏡池の弁天さん」と呼ばれ親しまれています。2019年、テレビ局のかいぼり企画が行われ、奈良の天然記念物「ワタカ」🐟が無事確認できたそう。厳島神社へは一般の参拝はできません。

 
 
 

南大門

大仏殿前交差点から約250m、たくさんの鹿や、露店も楽しみつつ、南大門へ到着。鎌倉時代の再建です。〔国宝〕

奈良市 水門町 100
 
 

25mという大きさもさる事ながら、剥き出しの天井と、その木材の古さに驚きます。色あせ、今にも朽ち果ててしまいそうで、800年の歴史を感じます。扁額に「大華厳寺」とあるのは、東大寺が華厳宗大本山のためです。

 

:金剛力士立像:

高さ8m超えの巨大な仁王像、日本最大の木彫り像です。鎌倉時代、たったの69日で造り上げられたという逸話があります。こちらは南大門に向かって左の吽形。〔国宝〕

こちらは向かって右の阿形。〔国宝〕

 

南大門を後方から撮影。南大門から中門までは更に200mほどの参道を歩きます。

 
 
 

中門

無彩色の建造物が多い東大寺の中では珍しい、朱色の鮮やかな楼門は、江戸時代の再建です。〔重要文化財〕

奈良市 雑司町 403
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中門はくぐらず、左右に伸びる回廊端が出入り口となります。大仏殿までスロープ完備なので、車椅子やベビーカーにも安心です。お正月の一部時間帯のみ中門を通ることができます🎍

 

中門下の香炉を支える邪鬼。

 
 
 

大仏殿

東大寺の伽藍の中では最大の建造物です。再建は18世紀初頭、念気の入った柱や戸には木目がはっきりと浮かび上がり、長い年月を物語っています。新宿伊勢丹かと思うほどの大きさですが、奈良時代の創建初期と比べ、幾度かの焼失・再建を経て、横幅は約2/3に縮小されています。大地震や飢饉、疫病の時代を、仏教によって乗り越えようとした聖武天皇ですが、これほど大きな大仏殿と大仏の建立により、国の財政危機を招いたと言われています。〔国宝〕

奈良市 雑司町 406-1
 
 

:金銅八角燈籠:

回廊の内側へ入ると、金堂(大仏殿)のとてつもない大きさに圧倒されます。大仏殿へ急ぐ前に、入り口正面の八角灯籠をぜひご覧ください。大仏殿が余りにも大きすぎて分かりにくいですが、4.6mもの巨大な灯籠です。奈良時代に鋳造されたとされ、銅製の灯籠としては日本最古です。〔国宝〕

:金堂(大仏殿):

 

大仏殿内に創建当初の境内模型が展示されています。驚くことに、大仏殿の東西にはそれぞれ七重塔が建っていたんです!焼失後、再建されず現在に至っていますが、当時、日本最大級であることは間違いなく、推定70~100mもの高さと言われています。

:賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ):

大仏殿の軒下には、「びんずるさん」がいらっしゃいます。撫でた箇所が治ると言い伝えられている、撫で仏様です。高い台座の上にお座りなので、足あたりしか撫でられません…。

 
 
 

東大寺 盧舎那仏 (奈良の大仏)

”奈良の大仏”の正式名称は「盧舎那仏(るしゃなぶつ)」といい、大仏殿の御本尊です。高さは14.7m、5階建のビルに相当します。7世紀に建造されてから、焼失と修理を繰り返し、当初のまま残るのは体の一部と言われています。日本三大大仏の一つです。〔国宝〕

奈良市 雑司町 406-1
 
 

大仏殿に入り暗闇に目が慣れると、すぐ目の前に大仏が鎮座していることに気づきます。

大仏殿には、大仏さんの他にも仏像が安置されています。他の多くの寺院でも見られるように三尊形式で、向かって左の「虚空蔵菩薩坐像」(写真)、右の「如意輪観音菩薩坐像」が大仏さんを挟んで座っています。どちらも江戸時代の木造仏です。〔重要文化財〕

 

仏像の背景に作られる、光背(こうはい)。後光が挿す様子を物理的に表現したもので、多くの仏像に見られます。(鎌倉の大仏にはありませんね。)大仏さんの大きさに比例し、光背もとても大きく、制作に8年以上かかったという説もあるほど。大仏さんの周りをぐるっと一周することができるので、背後に回ったら光背も是非ご覧ください。表側には「化仏」という小さな仏様がたくさん飾られていますが、裏側にも装飾が施されています。

大仏殿奥の左右には、それぞれ四天王のうち「廣目天像」(写真)と「多聞天像」、どちらも立位で高さ約5m!仏様たちの虫も殺さぬ表情とは異なり、睨みをきかせて見下ろす様は、迫力満点です。

 

四天王のうち、残りの仏様は?「持国天」「増長天」は建造途中のまま、頭部だけのお姿で安置されています。”生首”状態で、それはそれで恐ろしい…。

 
 
 

鐘楼(奈良太郎)

東大寺の東は「鐘楼ヶ丘」と呼ばれるエリア。その名の通り、日本三大名鐘の一つ、東大寺の堂々たる鐘楼がこの丘にあります。〔鐘楼、鐘ともに国宝〕

奈良市 雑司町 407
 
 

東大寺と同時期に創建され、鐘の重量は26トン、高さおよそ4mもの巨鐘です。親しみを込めて「奈良太郎」と呼ばれているそう。除夜の鐘の音は奈良のまちに深く長く響き渡り、およそ1300年もの間、奈良の人々に新年を告げてきました。

 
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