東京五社巡り

  • 47.8 km
  • 9.9 hour
  • 1878 kcal
  • 0 Rewards

東京五社…東京の神社の中でも格式の高い、代表ともいえる5つの神社
"靖國神社"、"東京大神宮"、"日枝神社"、"明治神宮"、"大國魂神社"のことを指します。

今回はこの五社巡りをしようと思います。
参拝のルートに決まりはないので行きやすいところからでOK。

Take These Osampos with You

Sign up or Log in

China Town Chill Out!

 
 

東京大神宮

《東京でお伊勢参りができる神社》として有名。

伊勢神宮と同じ遥拝殿(ようはいでん:遥か彼方から拝むような建物)があるのは、全国でも東京大神宮だけなんだそうです。


東京大神宮は、神前結婚式を日本で初めて行ったことでも知られています。その理由からも《東京三大縁結び神社》と言われ、恋愛のパワースポットとしても有名。

千代田区 富士見2丁目 4番1号
 
 

 

 

 
 
 

靖國神社

靖国とは『国家を安泰にする』と言う意味。

明治2年(1869年)6月29日 東京招魂社として明治天皇の命により建立。
戊辰戦争(1868年)の明治政府軍の戦没者を祭る為に創立された。そのため怨親平等の思想はない(→鎮霊社)。
明治12年(1879年)に「靖國神社」(靖国神社)と改称。

境内には、東京都の桜の開花宣言の基準となる標本木がある。

Chiyoda Kudankita 3-Chōme 1-1
 
 

大正10年(1921年)、日本一の大鳥居として誕生した大鳥居でしたが、長年の風雨で損傷が激しくなり、昭和18年(1943年)に撤去された。
現在の鳥居は昭和49年(1974年)に再建されたもので、高さは25mほどある。

 

11月後半になると、大鳥居から第二鳥居へかけて高さ20mのイチョウ並木が黄金色に輝いている。
令和元年(2019年)に創立150年記念事業の一環として外苑整備行われ、こちらのイチョウ並木も美しく整えられたそう。

 

 

第二鳥居と神門

第二鳥居を潜るとすぐ左手に大手水舎があります。

※今年はコロナウィルスの感染防止の為、使用を中止していました。

 

中門鳥居と拝殿

 

 

靖国神社の石鳥居。(参拝者駐車場入口)
石造りの鳥居としては国内最大級の鳥居。

鳥居の笠木、貫、2本の柱には繋ぎ目がなく、この大きさのまま採掘・加工されて運ばれてきたことが伺える。

笠木に「反増(そりまし)」と呼ばれる湾曲がない"神明鳥居(しんめいとりい)"の一種で、靖国神社の鳥居の特徴の1つ。

他にも額束がなかったり、貫が柱の外には出ていない、笠木の断面は円形で貫の断面は長方形などの特徴がある。
(他の鳥居も同様の造りとなっているのでみていただきたい)

 
 
 

アティックルーム靖国外苑

創立150年の節目を記念して外苑工事の一環として、平家の休憩所を新たにオープンさせた。
外苑直営店・食堂・喫茶の3店舗が入っている。

そのうちの喫茶スペースがこちらの店舗。
テラス席が設けられており、春には桜、秋にはイチョウの紅葉を間近で楽しみながら食事やカフェタイムを満喫出来る。

Chiyoda-Ku Kudankita 3-Chōme 1-1
 
 

 

テラス席からの様子。
風が吹くとイチョウが舞う姿を眺めることが出来る。

 

 
 
 

日枝神社

日枝神社は、山王信仰の日吉大社から勧請を受けた神社。「将軍家の産土神」となった神社なんだそうです。

さらに皇居(江戸城)の裏鬼門を鎮守している神社。

江戸城を鎮守している証《皇城之鎮》という文字を
境内で見つけることができます。

千代田区 永田町2丁目 10-5
 
 

裏参道の大鳥居。
他の神社では見られない山の形をしているこの鳥居は『山王鳥居』と呼ばれている。

こちらの他に表参道と西山道の3箇所に設置されています。

社殿の両隣には狛犬ではなく神猿像が置かれている。
猿は、様と人間の間を取り持つ存在「神猿(まさる)」と称され、昔から敬われる存在だったそうです。

「さる」という音から"勝る(まさる)"、"魔が去る"、「えん」という音からは"縁"を運んできてくれると考えられ、商売繁盛や縁結びを祈願する方も多いそうです。

 

 

 

日枝神社に来たら是非寄りたいのが、末社の猿田彦神社(右)と山王稲荷神社(左)。

猿田彦神社は仕事運・道ひらきの強力なパワースポットとして有名な神社。

山王稲荷神社は、日枝神社の遷座以前からこの地に祀られていた地主さま。
私利私欲のお願い事はせず、感謝に徹するのが良いとされている。

 

 

日枝神社の千本鳥居。
朱色が鮮やかな千本鳥居。
参拝を終えて帰る時には是非通ってみて。

 

 
 
 

ホテルニューオータニ 東京 日本庭園

東京名園の1つにも数えられる約1万坪の広大な敷地を有する池泉回遊式の日本庭園。
ホテルニューオータニのシンボルとなっている。

千代田区 紀尾井町 4-1
 
 

ガーデンタワーより入園が可能。
行き方が分かりにくいので、ロビーで尋ねてから行くのがおすすめ。

 

結婚式場を抜けてエスカレーターで上に上がります。

都会のど真ん中とは思えないほど閑静で緑広がる庭園。

 

 

 

 
 
 

明治神宮

明治神宮は、明治天皇と皇后をお祀りする神社。

世界平和を祈願している全国的に見ても数少ない神社。
明治神宮の初詣の参拝者数は、日本一。

東京を代表する場所として、ミシュラン三ツ星観光地に選ばれている。

渋谷区 代々木神園町 1-1
 
 

表参道側から境内へ。
第一の大鳥居が既に風格と威厳を感じます。

奉献されているワイン。神社にワイン、なんとも不思議な光景です。

明治神宮に祀られている明治天皇は衣食住の様々な面で西洋の文化を取り入れられた方で、日本酒の他にワインを好まれたそうです。

 

ワインの向かいには「菰樽(こもだる)」と呼ばれる酒樽が奉納させています。

その数なんと216個。
全国の神社の中でも有数の奉納数なんだそう。

日本らしい絵柄や漢字に目を引かれるのか、海外旅行者が多く足を止めるスポットのようです。

第二の大鳥居。
日本で最も大きい木造の明神鳥居。
高さ12m、柱間9.1m、柱の径1.2m、笠木(かさぎ)の長さ17m。

 

2020.11.1
鎮座100年の節目を迎え、境内にも歴史を振り返るパネルなどが展示されていました。

 

左手にある楠は大正9年の鎮座当時に献木され、大木に育った御神木。
『夫婦楠』として親しまれ、えんむすび、夫婦円満、家内安全の象徴となっている。

 

 

絵馬は古来、雨乞いなどに際し神馬を神社に奉献する信仰があったが、やがて馬の奉献が困難になり馬やその他のものを木版に描いて奉献し、祈願・報謝するようになったのが始まりなんだそうです。

明治神宮では参拝者が願い事を記して奉納する「祈願絵馬」と、縁起物の「干支絵馬」があり、祈願絵馬は毎朝は毎朝行われる儀式にてご神前にお供えされ、願い事の成就を祈願していただいている。

 
 
 

明治神宮御苑

明治神宮の境内にある、明治天皇・皇后ゆかりの庭園。
かつては加藤清正の郊外の邸宅の一部であったが、明治維新の後、宮内省の所有物となり「代々木御苑」と称されるようになった。

明治天皇のご意向により、皇后の健康維持のために散歩が出来るようにと菖蒲田や御釣台、歩道などが整備された。

渋谷区 代々木神園町 1
  • 0
 
 

 

有名な「清正井(きよまさのいど)」。

名高い武将であると同時に城造り・治水・干拓の技術にも優れていたという加藤清正が掘ったと言われている。(諸説あり)

当時には珍しい横井戸の造りで、水源は現在の本殿倉庫辺りの浅い地下水であることが解明されている。

 

よく覗き込むと横穴が見える。

 
 
 

杜のテラス

杜との一体感、木の温もりを感じるカフェ。

参拝後ゆったりとした気持ちでくつろげるような、木の素材で仕上げられた優しい外観と内装になっている。

"再生・循環"がコンセプトとなっており、木材には国産材と明治神宮御造営時の献木の枯損木も利用されている。

渋谷区 代々木神園町 1-1
 
 

 

看板メニューの「明治の山茶ラテ」。
ほっとするような香りがふわりと漂うほうじ茶ラテ。
冷えた身体に沁みます。

 
 
 

大国魂神社

大国魂神社の創建は約1900年前(111年)ととても古く、
《江戸三大酉の市》の一社。

武蔵国の総社(そうじゃ)。大国魂神社は6社の神様が合わせて祀ってあるので、『六所明神』『六所宮』とも言われている。

総社とは…昔の地理で(武蔵の国)その国の主要神社を集めて祀った神社ということ。

さらに総社は、一宮の神社と陰陽のペアでその国を守っているので、両方参拝するといいとされる。

ちなみに大国魂神社の一宮は、埼玉県さいたま市にある氷川神社。

府中市 宮町3丁目 1番
 
 

 

参拝したのは11月だったため、酉の日に開催される酉の市に合わせた提灯や熊手などの装飾が施されていました。

 

 

 

 

ひとがたに自分の名前を書き、厄祓いしたいところや悪いところに念をこめ、水に流して清めるというもの。

こちらの小川に流します。

 

紙を小川に流して大丈夫かな?とちょっと不安もあるかと思いますが、あっという間に溶けます。ご安心ください。

 
保存